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目次

咬み合わせと肩こりの関係

歯と全身との関わりをマスメディアも盛んに取り上げるようになり、咬み合わせが悪いといわゆる不定愁訴などの原因になることは、もはや周知の事実となりました。

咬み合わせが悪いと頭頚部の咀嚼筋のバランスが崩れ、頭が傾き、背骨がずれ、重心がずれるという症状を引き起こします。顎がずれると咬みやすい側と咬みにくい側に分かれてしまいます。咬みやすい側は咀嚼筋の収縮が起こり、頭が傾き、頭頚部の緊張が起きます。これらは精神的ストレスとなり、ホルモンの異常、鬱病、倦怠感、そして慢性疲労等、いわゆる不定愁訴の原因となります。

つまり咬み合わせというものは単にかむためだけのものではなく、身体を支えるものであり、姿勢を正し、精神的にも肉体的にも健康になるためには、非常に重要なものということです。特に顎から首、肩にかけて筋肉の緊張が続くことにより、やがてその筋肉が硬くなり血行が悪くなって、筋肉性の痛みとなってしまうと、首の痛み、肩こりの原因となります。もちろん、首の痛みや肩こりには、咬み合わせ以外の原因も色々考えられます。どれが1番の原因というよりは、原因と思われる要因を1つずつ除去していくほうがよいでしょう。

知られざる歯周病の脅威

1.歯周病とは

歯周病は成人の8割以上がかかっており、国民病とも呼ばれていますが、口の中だけの問題ではなく、さまざまな病気と関連していることがわかっています。

2.歯周病と関連ある病気

1)認知症

何らかの原因で脳が萎縮するアルツハイマー型と脳卒中の後遺症としておきる脳血管性がある。歯周病予防が認知症予防につながる。

2)動脈硬化

高血圧や脂質異常が進んで血管が厚く硬くなる。動脈硬化をおこしている血管の細胞から歯周病菌が検出されているとの報告がある。

3)がん

歯周病菌によって炎症がおこり、それが続くことで正常細胞に異常をきたし、発がんに結びつくという説も出てきている。

4)肺炎

歯周病菌など、口の中の細菌が気管に入り込み、肺炎にかかることも。高齢者・寝たきりの人や、脳卒中の後遺症などで飲み込む力が低下しているとおこりやすくなる。

5)肥満

肥満はさまざまな生活習慣病の温床。よくかんで間食をへらせば、食べかすが歯につく機会がへり、歯周病が防げ、同時に肥満も防止できる。

6)骨粗しょう症

女性に多く、骨密度が低くなり骨がもろくなる病気。骨粗しょう症の人が歯周病になると歯槽骨(歯を支える骨)が急速にやせてしまう。

7)エイズ

歯周病菌がいったん活動がおさまったエイズウィルスを再び活性化させるとの報告が出ている。

8)狭心症・心筋梗塞

心臓の筋肉に栄養を送る冠動脈が狭くなったり、詰まることでおこる心臓病。歯周病がリスクを高めることがわかってきた。

9)心内膜炎

心臓の弁に歯周病菌が感染しておこることがある。心臓弁膜症など、基礎的な病気がある人は要注意。

10)糖尿病

血糖値が高い状態が続いておこる。ひどくなると、さまざまな合併症をもたらし、歯周病もその一つといわれている。

11)胎児の低体重・早産

妊娠中はつわりなどで、口の中のケアがむずかしくなりがち。歯周病が妊娠・出産に影響を及ぼすというデータも。

12)バージャー病

手や足のゆび先が青紫色になって強い痛みがおこり、潰瘍になってひどくなると細胞が死んでしまう(壊死)病気。歯周病に関係するといわれている

唾液は自然の万能薬

1.唾液とは

私達は唾液が出るのはもう当然と思い込んでいて、その有難さを忘れてはいませんか。

実はこの何気なく出ている唾液は自然の万能薬ともいわれ、私達の健康保持に大きく貢献していることが、現代科学によって証明されているのです。「よだれが多く出る子は丈夫に育つ」の言い伝えを聞いたことがあるでしょう。

ひとくち30回かむことによって、この“万能薬”は更に多量に分泌され、あなたの健康づくりに大きく貢献するのです。

2.消化吸収を助ける

デンプンを分解するアミラーゼという消化酵素が含まれ、胃腸での消化吸収を助けます。

また、粘液性のムチンなどの成分も含まれ、食べ物を飲み込みやすい形に包み込むと共に、口やノドの粘膜が食べ物などで傷つかないように保護しているのです。口の中の乾燥を防ぐことにより、舌の動きも滑らかになり発音をも助けているのです。

3.抗菌殺菌作用も

細菌に対する抵抗力をもつリゾチームや、細菌の発育を抑制するラクトフェリンなども含まれています。

小さな傷ができた時、なめた経験はありませんか。これは菌を抑える働きを期待してのことで、傷を化膿させるような菌の発育を抑える物質が唾液には含まれているからです。

動脈硬化の発症や老化と深い関わりをもつ活性酸素や過酸化脂質といった酸化力の強い物質の毒性を抑える作用もあるのです。

ペルオキシダーゼという酵素の働きにより、発がん性物質の毒性が弱められるという報告もあります。

4.丈夫な身体をつくる

老化防止ホルモンともいわれるパロチンには皮ふ、血管、粘膜などの新陳代謝を活発にしたり、脳細胞の成長を促したりする働きがあります。吸収されて血液の中に入り、骨や筋肉を丈夫にするのです。歯・骨格の成長や全身の活力を向上させるほか、口腔粘膜、食道、胃腸などの消化器系、血管系、とくに皮ふなどの増殖や活力に不可欠です。

5.むし歯予防も

歯の表層に起きるごく初期のむし歯を自然に修復するように働きます。

歯や粘膜についた食べかすによって口の中が酸性に傾むき歯が溶けやすくなった時に、口の中を清掃すると共に中性に戻しむし歯のできにくい環境をつくります。

歯の表面に皮膜をつくり保護すると共に、溶け出した歯の成分を元に戻す働き(再石灰化)がありますが、修復には溶け出しに比較して三倍の時間を要するために、早く進行を止めることが大切です。

6.百利あって一害なし

かめばかむほど唾液は多く分泌されるのです。自然の万能薬でしかも無限であります。

「噛ミング30(カミングサンマル)」をご存知でしょうか。平成21年7月に厚生労働省の歯科保健と食育の在り方に関する検討会が出した報告書のキャッチコピーで、「ひとくち30回以上噛みましょう」ということです。一日30品目以上をとり入れた食事を摂りましょうという意味合いも含まれています。

どんなにおいしいものを食べても、丸呑みしたのでは本当の味はわかりません。おいしくもなり、唾液も多量に出るのですから、かむことは百利あって一害なしということです。

妊婦さんの歯科治療

1.妊娠中に歯の治療を受けても大丈夫ですか

歯科受診で安全性が高い時期は5~7ヶ月(妊娠中期)です。それ以外の時期でも歯が痛くなったり悪くなっているのを放置していると、かえって弊害が生じる可能性がありますので、とりあえず受診して、まず相談をしてください。むしろ妊娠中は定期健診をお勧めします。

2.妊娠中に歯科でレントゲンを撮られても大丈夫ですか

歯科では、首から上、頭部のみの撮影を行います。お腹に直接放射線が照射されることはありません。国際放射線防護委員会では、胎児への被爆はほとんどゼロとされています。大切なのはしっかりした診断をすることです。安心して歯科医の指示に従ってください。

3.妊娠中に歯科で麻酔されても大丈夫ですか

歯科で使用される局所麻酔薬は、通常の使用量では胎児に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。麻酔なしで痛みを受けることの方が母体に悪影響を与えますので、必要があれば安心して麻酔をうけてください。

4.妊娠中に歯科でもらった薬を服用しても大丈夫ですか

現在、歯科で処方される薬のほとんどは問題ありません。中には胎児に影響を及ぼす薬もありますが、歯科医はそれをわかっていますので、妊娠している可能性があることを申告し、歯科医の指示に従っていただければ大丈夫です。

特に、妊娠中期で受ける治療での歯科麻酔、投薬、X線撮影は必要最低限の範囲で行われるので、胎児への影響は心配ありません。むしろ、痛みや腫れを放置しておく方が良くありませんので、早めの受診をお勧めします。

5.妊娠中はむし歯や歯周病になりやすいのですか

つわりなどで歯磨きがうまくできなければ、当然かかりやすくなります。また、妊娠中は女性ホルモンの関係で歯肉炎になりやすく、様々な要因でお口の中が酸性に傾きやすくなりますので、むし歯や歯周病になりやすいのです。

この時期は特にお口の中の清掃管理をしっかり行い、早めに定期健診を受けましょう。

6.つわりがひどくて歯を磨きにくいのですがどうすればよいですか

つわりの時の磨き残しは、ある程度仕方ありませんが、対策はあります。小さなヘッドの歯ブラシを使う、磨く前に冷たい水を飲む。(うがいをする。)などです。歯磨き剤の味やにおいがだめならば、使用する必要はありません。また、磨き方による場合もありますので、ブラッシング指導を受けてみてください。また、洗口剤を併用したり、食後にキシリトールガムを噛んでお口の中の自浄作用を高めてあげるのも良い方法です。

大切なのは、生まれてくる赤ちゃんのためにも、お母さんのお口の中の健康状態が保たれていることです。定期健診を受け、お口の健康管理に努めてください。

ドライマウス

1.ドライマウスとは

ドライマウス(口腔乾燥症)という言葉を、最近よく聞きませんか?ドライマウスとは、唾液の分泌量が少なくなることで口腔内が乾いた状態になることです。このため、口の中に粘つくような不快感がある、食べ物がパサついているように感じて飲み込みにくい、口臭が気になる、などの症状があります。口腔内の乾燥がさらに進むと、舌がひび割れ、舌の痛みで食事が摂れないなどの症状も起こります。

ドライマウスの方は年々増加しており、現在は800万人とも推定され、さらに潜在的なドライマウス予備軍は約3000万人にもおよぶといわれています。

2.ドライマウスの原因

ドライマウスの原因の多くは、加齢による唾液の分泌機能の低下とされています。また、糖尿病や腎臓病、高血圧症などの治療薬が影響しているケースもあります。

そして最近、比較的年齢の若い方にもドライマウスが増えていることから、ドライマウスの原因として、ストレスや、食生活の変化により軟らかい物ばかりを食べることで、あごの筋力が低下することによる唾液の分泌機能の減少などの原因も指摘されています。

3.ドライマウスの影響

唾液の分泌量が減り、口や喉が渇くことで起こる不快感。食べる喜びに支障が起こることの不満。そして、口臭の心配などです。

ドライマウスの影響はそれだけではありません。唾液には、口腔内の細菌に対する抗菌作用があります。また、むし歯を防ぐための作用、歯の再石灰化を促進する作用があります。

つまり唾液の減少は、歯の健康そのものも損なってしまうのです。

4.ドライマウスのケア

ドライマウスの原因を根本的に取り除くことは難しいため、治療は対症療法が中心になります。

具体的には、口腔内を清潔に保つようにして、ドライマウスの症状を緩和する保湿ジェルやスプレーを使用し、口腔内の湿潤を保ちます。

食生活の習慣を改善することも大切です。まず、良く噛んで食事をすること。さらに自然と噛む回数の増えるようなメニューを食事に取り入れること。また食事中に飲み物を摂らなくてもいいように心がけてください。

その他にも、ストレス対策、薬の副作用や加齢への対応など・・・・・・ドライマウスのケアは、多岐に渡ります。

ぜひ、歯科医院で医師に相談されることをお勧めします。

顎関節症

1.顎関節症とは

顎関節症とは、男性より女性、特に20代の女性に多い病気です。

症状としては、あごの痛み、口が充分に開かない開口障害、あごを動かすと「カックン」「コックン」などと聞こえる関節雑音などが現われます。

日本顎関節学会では、顎関節症を大きく分けて5つに分類しています。

1)I型・筋肉の障害によるもの

側頭部からあご、首筋にかけての筋肉が緊張しすぎて硬くなり、血管が収縮することで痛みが生じる。鈍い痛みなのでその部位を特定しにくい。また、トリガーポイントとよばれるコリコリした「しこり」ができ、ここを強く押すと痛む。トリガーポイントができた場所によっては歯痛や頭痛も起こるため、診断がつきにくい場合もある。

2)II型・関節包や靭帯の障害によるもの

簡単にいえば顎関節が捻挫した状態。関節円板や、関節を包む膜である関節包・靭帯が、何らかの理由で傷を受け、炎症が生じることにより、あごを動かしたときに痛む。

3)III型・関節円板の障害によるもの

関節の間にあり、クッションの動きをする関節円板の一部が伸びて前にずれたままになったために起こる。そのため、通常は一緒に動く下顎頭が、口の開閉に伴い伸びてしまった関節円板に無理に潜りこんだり、元に戻ったりするため、「カックン」、「コックン」といった関節の雑音がする。I型に次いで多くみられる。

4)IV型・骨の変形によるもの

顎関節に強い負担が繰り返し、また、長時間加わることで、あごの骨の表面が吸収されたり、新たな骨が作られたりすることがある。これは正常な反応でもあるのだが、これによって口の開閉時にゴリゴリ、ジャリジャリといったような音が発生する場合がある。

また、骨を包む膜が炎症を起こして痛みが起こるケースもある。

5)V型・IからIVのいずれにも当てはまらないもの

心身医学的な要素が原因と考えられる。

2.顎関節症を起こす要因

顎関節症はいくつかの要因が重なり、あごの耐久が限界となったときに起こると考えられています。その要因の代表的なものは下記の通りです。

1)ブラキシズム

ブラキシズムとは上下の歯を食いしばったり、歯ぎしりをしたり、カチカチと鳴らすことをいいます。

2)ストレス

ストレスとは、睡眠時や無意識のうちにブラキシズムを悪化させます。

3)生活習慣

生活習慣とは、いつも片側の歯だけでものを噛む、うつ伏せに寝る、頬杖をつく、あごの下に電話を挟む、、猫背の姿勢といった癖や生活習慣も、顎関節症の発症に大きく影響しています。

3.顎関節症の治療

1)認知行動療法

歯ぎしりや食いしばりをはじめとした、顎関節症を引き起こす日常生活の中での要因を認識し、それらを改善するように意識して行動する。

2)物理療法

患部を暖めたり冷やしたりして症状を改善する。

3)運動療法

あごを動かしたり、開けたりする訓練をする。

4)薬物療

症状に応じて消炎剤で炎症をおさめ、痛みを取り、筋肉の緊張を和らげる薬を用いる。

5)スプリント療法

スプリントとよばれる装具を使い、歯ぎしりによる害を防ぐ。

6)外科療法

関節の中を洗浄したり、癒着している部分を剥がしたりして、口の開きをよくする。これらの治療は、歯科医師の問診・視診・触診および画像診断などによって正確な診断を受けてから行われます。その上で、患者様自身によるセルフケアも症状の改善・回復には必要です(下記の表参照)。

セルフケア

  • なるべく軟らかいものを食べるようにし、あごを安静にする。
  • 食べものはひと口大に切ったり、あくびをするときはこぶしを下あごに当てたりして、口を大きく開けないようにする。
  • 患部に1日数回、温湿布をする。痛みのあるときや痛みが強いときには、歯科医師の診察を受ける。
  • あごや、あごの周囲を押して、痛みやコリのある部分を円を描くようにマッサージする。
  • よい姿勢を保つ。
  • うつ伏せ寝を避ける。
  • ゆっくりしたあごの開閉、側方への運動、首や肩のストレッチ運動を行う(痛みのある場合は避ける)。
  • 仕事や家事の合間に気分転換を取り入れる。
  • 週に2~3回程度、ウォーキングや水泳などの全身運動をする。

3や4などは、歯科医師から適切なやり方を聞いてから行いましょう。また、7や9などは、痛みなどの症状にあわせ、無理をしないようにしましょう。

顎関節症は一度症状が改善しても、むやみにあごを酷使したり、顎関節症を引き起こしやすい癖や生活習慣に戻ったりすると、再び発症することがあります。そうならないためにも、顎関節症の要因を積み重ねない生活を心がけることが必要です。

歯の噂

1.むし歯菌や歯周病菌は親から赤ちゃんに感染するというのは本当ですか

本当です。お腹にいる赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌も歯周病菌も存在していません。育児に関わる人たち(お母さん、お父さん、祖母、祖父など)のお口の中がむし歯だったり、歯周病がすすんだりしていると、口移しで食物を与えたり、一緒のスプーンやお箸などを使うこと、キスをするなどから赤ちゃんに感染していきます。

しかし、だからといって全くそのような行為をしないというのは愛情表現に欠けますよね。大切なのはご両親や一緒に暮らす方のお口の中が健康な状態であることです。まず、赤ちゃんの周りの方のお口の健康を保つために、悪い状態を放置しておかないようにしましょう。

乳幼児期には、食事の与え方に気をつけ、むし歯菌の好物である糖分を含むお菓子を与えすぎないように気をつけましょう。親御さんの心がけ次第で、むし歯になりにくい口腔内環境を作ることが可能なのです。

2.乳歯は抜けてしまうのでむし歯になっても大丈夫

乳歯はやがて抜けてしまう歯だから、むし歯になっても大したことはないだろう。永久歯を大切にすればいいんだ。そんな誤解をしている人が少なくないようですが、それは大きな誤りです。

乳歯の下では永久歯が育っています。乳歯がむし歯菌に侵されれば、永久歯が正しく発育しなかったり、変色してしまう場合もあります。

また、むし歯が原因で乳歯が予定より早く抜けてしまうと、永久歯の生える場所がきちんと確保されず、歯並びが乱れる原因にもなります。

3.健康な歯は誰でも真っ白

健康な歯というと、輝くばかりの真っ白な歯を思い浮かべがち。しかし歯の色は、多少個人差があるとしても、やや黄色みがかったクリーム色をしています。血液の通う歯髄や、薄い黄色の象牙質が、白い半透明のエナメル質を通して見えるために歯の色はクリーム色にみえるのです。

ですから、「私の歯はどうして黄色っぽいのだろう」と、市販の歯のマニキュアなどを使用すると、かえって不自然に見えることもあります。

4.むし歯も歯周病も口の中だけの問題

むし歯も歯周病も症状が進行すると、細菌のだす毒素が血液を通って、臓器に炎症などを引き起こすことがあります。これを歯性病巣感染といい、毒素に侵される臓器によっては、重い症状が引き起こされる場合もあります。口の中だけの問題と考えず、早め早めに受診することが、身体のためにもなるのです。

口臭

1.口臭には種類がある

口臭には、大きく分けて「生理的口臭」「飲食物やタバコによる口臭」「病気による口臭」の3つがあります。それぞれメカニズムや予防法などが違います。では、1つずつご説明しましょう。

1)生理的口臭

生理的口臭には唾液の分泌量が低下することで生じます。

唾液には細菌の増殖を抑える働きがあります。そのため、唾液の分泌が減ってしまうと細菌が増え、口臭が発生しやすくなります。これが生理的口臭です(下記の表参照)。

生理的口臭が起こるケース

  • 起床時・寝ている間に唾液の分泌が減少するため。
  • 空腹時・食後2、3時間すると唾液の分泌が減少するため。
  • 緊張時・緊張やストレスで唾液の分泌が減少するため。
  • 老人性・加齢により唾液の分泌が減少するため。
  • 妊娠時もしくは生理中・代謝やホルモン分泌などの影響と考えられる。

生理的口臭は誰にでもあります。あまり気にすることはありませんし、治療の必要もありません。予防法としては、食後だけではなく寝る前にも歯を磨く、食事をよく噛んで食べる、ガムを噛む、などがあります。

2)飲食物やタバコによる口臭

にんにくやお酒など、飲食物の臭いも気になる口臭のひとつ。しっかり歯を磨いたのに口臭がきつくなってしまうことはよくあります。これは、血液に臭いの分子が混ざりこみ、吐く息と一緒に体外に放出されるため。ですから、丹念に歯磨きをしても口臭が発生してしまうのです。

もちろん、これは一過性のもの。時間が経てば口臭はなくなります。飲食物の口臭を気にする人もいますから、人と会うときや大勢の人が集まる場所へ行くときはエチケットとして、口臭が発生してしまう飲食物をひかえるようにしたいものです。

また、タバコの臭いも口臭としてあげられます。これは、口腔内の組織にニコチンやタールなどがこびりつき、しかも喫煙によって唾液の分泌量が減ってしまうため。こうしたことからも、タバコは止めたほうがよいとわかりますね。

3)病気による口臭

病気による口臭には、大きく分けて2つあります。1つ目はむし歯や歯周病など、口腔内の病気により口臭が発生しているケースです。2つ目は糖尿病や胃炎など、口腔内以外の病気によって口臭が発生しているケースです。このうち、多くは口腔内の病気が原因となり発生します。

病気による口臭は、病気を治すことによって改善されます。とくに口腔内の病気は適切な治療をすれば口臭がおさまるケースが多いようです。

また、病気ではありませんが、舌に菌や食べかすなどがたまってしまい、白くなることがあります。これを舌苔といい、口臭の原因になることがあります。最近では、舌をきれいにするブラシなどもありますから、活用してもいいでしょう。

ただし、口臭のない人でも舌苔はありますし、まったく舌苔がない状態は、あまりよくありません。気になる人は、自己判断で除去をせず、かかりつけ医にご相談ください。

2.本当に口臭がある

近年、自分の口臭を気にするのが当たり前のようになっていますが、中には口臭がないのにも関わらず、自分には強い口臭があると思い込んでしまっている場合もあります。

これを「自臭症」といい、心因的な原因があると考えられています。あまり考えすぎず、もし「自分の口臭は臭いのでは」と思ったら、かかりつけの歯科医にご相談ください。

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